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◆現場のチカラ
「実際に精油を蒸留する作業工程ををお見せしましょう。」とKenさんの声。
そこへカモマイルを満載した巨大なトラクターを自在に操りながら、娘のKimberlyちゃん登場。
なんとまだ高校生なのだが休みのときには作業を手伝っているのだそう。 |
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Kimberlyちゃんが蒸留釜の蓋をクレーンで吊り上げると、Kenさんがショベルカーで釜の中にカモマイルを詰め込みます。
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ひとしきり詰め込むと、彼女はゴーグルと命綱をつけて釜の中へ飛び込み、全体重をかけてカモマイルを押し込んでいきます。
以前、命綱をつけずに作業していて足元のハーブが崩れへこみ、釜からでれなくなったので綱をつけるようにしたのだという。
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この後、水蒸気でカモマイルを蒸し上げ、香気成分を含んだ水蒸気を集めて出冷却装置でさましてから油水分離層で精油と芳香蒸留水に分離すると先ほどのブルーの雫がうまれいずるのです。
繊細で神秘的な香りのうまれる現場としては、いささか豪快で肉体労働的な作業風景に石鹸づくりの現場を重ねあわせるユノカクルーでありました。
さて、お次は精油の母なる大地、NEO自家ハーブ農園に向います。 |